Flickrで仕入れた膨大な写真資料を参考に2時間ほどで描きました。
海外では中世の生活様式や技術を再現して楽しむフェスティバルみたいなものが開かれているらしく、鍛冶屋のワークショップの写真もたくさんあるのです。
具体的な鍛冶技術の知識はまったく無い僕ですが、色んな職人さんの作業風景を見比べると、共通点があるので単純なギミックが大体分かってきて楽しいです。
古くからある原始的な技術で基本は皆同じなのですが、統一された規格というものが無いゆえに道具全てが手作り。職人がほどこした工夫も個性があって面白いです。 とくにフイゴが見てて楽しいですね。大体の職人が釜で金属を熱しながら片手でフイゴを操作できるように改良しているのですが、フイゴを足元に二つ設置して両の足踏みで空気を送るダブルフイゴを使用している職人さんの写真もありました。絵になりにくいので使いませんでしたけど、いつか使いたいですなあ。